アメリカ 携帯電話事情

◯概要
アメリカではフリーwifiがかなり飛んでいるので、
俺は携帯電話の契約はしなかった。
実際それで問題はなかったのだが、
携帯電話はあった方が安全かもしれない。
最近の携帯は地図や現在地の機能が当たり前に付いているので、
ロクに英語が喋れなくても、
警察に電話して「(現在地の住所)ヘルプ!」と叫んでれば
警察が来てくれると思う。
警察が来るあいだに、翻訳サイトに接続して
状況を英訳しておけば問題ないんじゃないかな。
ただ、俺が通ったルートは、
砂漠のど真ん中でもそれなりに車の交通は多かったので、
車を止めてドライバーに警察を呼んでもらうことも出来ると思う。
ちなみにパトカーに乗った時に経験したのだが、
他民族国家のアメリカでは、
警察に他言語翻訳の部署があるらしく、
状況を翻訳してもらいながら警察官と会話したことがある。
携帯が便利なのはインターネット機能だ。
携帯自体でネットしてもいいけど
テザリンング機能(近くのパソコンもネットにつなげちゃう機能)を使えば、
野宿している時でも翌日のルートなどのデータを集めることが可能である。
ただし、アメリカにはそこらじゅうにマクドナルドがあるので、
そこまでする必要がないと思うし、
野宿している時は充電が出来ないので、
安心して利用出来ないという欠点もある。
◯エリア
俺が携帯を契約しなかった理由の一つとして、
砂漠のど真ん中に携帯の電波が飛んでいるのか疑問だった点がある。
実際に砂漠に行ってみたわかったのだが、
車のドライバーが携帯で電話しながら運転しているので
問題なさそうだ。
◯利用方法
基本的に3つ方法がある。
・現地で携帯を買って通信契約もする方法
この方法だと、年間契約になってしまう点と
携帯の文字表示が英語になってしまう点が問題である。
スマートフォンであれば、言語を日本語に変えるのは簡単であるが
本体代金もかかるのでおすすめ出来ない。
・日本の携帯電話をそのまま持ち込む方法
一番手っ取り早いし、なんの契約も必要ない。
ただし、一日の利用料が2000~3000円くらいかかるので
短期旅行なら開きなおって使うのもありだが
数ヶ月におよぶアメリカ横断では高額になりすぎる。
非常事態の時だけ使うと割り切れば、アリだ。
・日本から携帯本体を持っていって通信契約だけする方法
ガンガン使いたいと思っている人にとって、一番有力なのがこの方法かもしれない。
アメリカでも携帯のプリペイド契約が可能なので、
simカードというチップを入れ替えることによって、
現地の通信網を利用できる。
料金も一ヶ月単位から契約可能で一ヶ月の料金は40~50ドルくらい。
注意点としては、現地の通信会社の周波数に対応している機種じゃないとダメな点。
また、どうしても現地において英語で契約する必要があるので
英語が苦手な人は不安かもしれない。
契約の時に必要な英会話は日常英会話より難しそうだし。
申し訳ないけれども、
俺は実際に契約したわけじゃないので、
現地の周波数に対応する携帯の種類まで解説することは出来ないし、
使用感もお伝え出来ない。
詳しい事情は各携帯電話会社に問い合わせるか、
ネットで調べていただきたい。
俺がお伝え出来る点をまとめると、下記の2つである。
・携帯なくてもwifiあるからなんとかなるよ
・砂漠でも主要な道路沿いは電波飛んでるみたいよ