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モーテルの廃墟 旅行13日目

2012/1/22 アメリカ西部 カリフォルニア州 バーストー~アンボーイ
クリックで地図


この日は朝起きたら久しぶりに体が軽かった。
体調不良が治り、疲労も回復したようだ。


宿を出たら凄まじい嵐。
天気は良いが、砂漠の町に風が吹き荒び、砂嵐になっている。

一瞬ひるんだが、どうやら追い風のようなので出発を決意。


最近前輪のタイヤをどんなに修繕しても、時間が経つと空気の抜けた状態になるので
まずはこの町の自転車屋さんへ向かう。
(事前に持ってきていたスペアのタイヤチューブは、なんと型が合わなかった…)


発見した自転車屋さんは、開店が12時。

しかたがないので食事を済ませ、スーパーで水を買って開店を待つ。

自転車屋さんの開店と同時にタイヤチューブを2本購入し、
いよいよバーストーの町を東に出発した。



自転車はおよそ風速30メートルの追い風に押され、
多少の上り坂でも原チャリのように自走する。

出発時間は遅かったが、この日は一日中追い風が吹いたので、
自転車は時速20~30kmのスピードで進む。

かなり楽だったが精密機械は砂に弱いので、一眼レフカメラの使用をためらい
あまり写真を撮影する事が出来なかった。
(自転車をスタンドで自立させるのも困難なほど強風なのだ)




IMG_3707.jpg
(風がおさまっている時に撮影した写真)



バーストーから東へのルートはこちらの方のホームページを参考に、アンボーイという集落まで向かう予定。



スクリーンショット(2012-01-22 20.57.07)



バーストーを出発して数十分走ると、米軍基地が走行ルートを塞いでいる。

門番の人にどうすれば良いのか聞いてみると
「フリーウェイを走れ」と言われた。

ここはフリーウェイしか道がないので、本来はダメなのだが
少しの区間だけ自転車で走行可能なのだそうだ。


日本人の感覚で言うと、
高速道路を自転車で走行するというのは狂気じみた行動なのだが、
仕方がないのでフリーウェイに突入。


どれほど恐ろしいのかと思ったが、
道は広く舗装も奇麗で結構快適だった。



フリーウェイを降り、道なりに進むと
ガソリンスタンドに併設されているサブウェイを発見。

サンドイッチを購入して遅い昼飯を食べていると、
ハーレーのバイクに乗って皮ジャンを着たおじさんが登場。


「おじさんは実にBorn To Be Wildですね」などと適当に会話していると、
ダビットソン(勝手に命名)は
「今日は砂嵐がすごいから気をつけるんだぜ!」と言って去って行った。


その後も追い風に押されてガンガンと進んで行き、
ルート66では有名らしいバグダットカフェを過ぎると道は悪路に急変した。

舗装された道路なのだが、道がかなり痛んでいるため
パンクを気にしながら進んで行く。


道は悪路と奇麗な舗装を繰り返しながら、
夕方の6時ごろ、ついにアンボーイのモーテルに到着したのだが…。



どう見ても潰れている。



こんなヘンピな所にモーテルがある方がおかしい気もするが、
参考にしたこちらの方のホームページによれば営業しているとのことなので
期待して行ってみたら、潰れてしまっていたのだ。


他にモーテルなどは一切ない。

モーテルに併設されているガソリンスタンドを覗いて見ると、
ジョン・トラボルタに似ているおじさんがいたので相談してみることにした。


トラボルタは
「君は寝袋を持っているんだね? ならばモーテルの部屋を使わせてあげるよ」
と言って、ボロボロになったモーテルの部屋を開けてもらった。

潰れて数年は経過しているモーテルの部屋は、家具などは何もなく、
ぶっ壊れた床のタイルに割れた窓ガラスが少し散乱している荒れ果てた状態であった。



IMG_3712.jpg
(翌日の朝に撮影)




それでも無料で使わせてくれると言うし、今日は強風でテント設営は困難と判断して
ありがたくこの部屋で眠ることにした。


ハッキリ言って、ボロボロに朽ちたモーテルの部屋は怖い。

もちろん電気も水道もなく、となりのトイレから何か出てきても全く違和感はない。


お化けも怖いが強盗や警察も怖い。
カギもかからない部屋では強盗に狙われたらイチコロだし、
ガソリンスタンドのおじさんは夜の8時に帰ってしまうから
もしも警察が来たら上手く説明する自信もあまりない。


なるべく目立たないようにライトを使いながら、寝袋を引っ張り出して
自転車でトビラを塞いだ。


車や人の物音や鳴り響く強風にビクビクしていたが、
起きてても怖いだけなのでとっとと眠ることにした。


三日前はラスベガスの高級ホテルで寿司食ってたのによぉ…


この日は旅行に出発してから初めてインターネットが使えない日だった。
ガソリンスタンドの中にはパソコンがあり、
おそらく頼めばネットも使わせてくれるとは思うが。



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